このような悩みを解決します。
- 残業前提の企業はおかしい
- 残業前提の企業には将来性がない
- 残業をせずに定時で上がる方法
- 残業前提の職場が向いている人
- 残業前提の環境から抜け出す方法
残業前提の会社だと定時で上がりにくいですよね。
その日の仕事は終わっていても、残業が当たり前という空気になっているせいで帰れない人も多いのではないでしょうか。
今回は、残業前提の企業が危険な理由や、残業が当たり前の職場から抜け出す方法をまとめました。
最後まで読めば、残業前提の企業はおかしいことがわかり、今の職場が異常だと確信できるでしょう。
残業前提はおかしい!今すぐ逃げるべき3つの理由
ここでは、残業前提の会社がおかしい理由を根拠に、逃げた方が良いという話をします。
- 将来性がない
- 社員の生活を考えていない
- 業務効率化をしようとしていない
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1.将来性がない
残業前提の会社は、健康経営という新時代の流れに逆行しているので逃げた方が良いです。
なぜなら、健康的な働き方を重視する現代に適応できておらず、将来性がないから。
健康経営とは、経済産業省が推進している新時代の働き方のことです。
「健康経営」とは、従業員等の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に実践することです。企業理念に基づき、従業員等への健康投資を行うことは、従業員の活力向上や生産性の向上等の組織の活性化をもたらし、結果的に業績向上や株価向上につながると期待されます。
健康経営は、日本再興戦略、未来投資戦略に位置づけられた「国民の健康寿命の延伸」に関する取り組みの一つです。
残業は社員の健康にとって有害です。
なぜなら、睡眠時間やプライベート(趣味や家族・友人との時間)を奪う行為だから。
健康経営に取り組まない企業は、時代に取り残されているので、将来性がないでしょう。
残業時間で測るのではなくこういう指標で見るべきだよな。 / Googleは従業員の血糖値がKPI、ゴールドマン深夜残業禁止 米国で進む「健康経営」https://t.co/jkAoB3djn0 #NewsPicks
— 夏野 剛 Takeshi Natsuno (@tnatsu) October 30, 2015
2.社員の生活を考えていない
残業前提の会社は、社員にも生活があるということを無視しているので逃げた方が良いです。
なぜなら、無給で猛烈に働かせて会社だけが儲かればよいと考えているから。
本当に社員のことを考えているなら、残業が当たり前の職場になんてさせませんよね。
また、健康が重視されている現代において、社員を軽視するような企業に入りたいと思う人はいるのでしょうか?
おそらくいないでしょうし、入社してもすぐに辞めると思います。
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3.業務効率化をしようとしていない
残業が当たり前の会社は、業務の効率化をしようとしていないので将来性がありません。
なぜなら、企業は改善を重ねることで競争に勝利し、社会貢献の見返りで存続するものだから。
つまり、残業を前提にして社員を働かせている時点で、企業としての競争力がない証拠になっています。
改善しない企業に将来性がないのは、子供でも分かるでしょう。
時代とともに成長しない企業は、時代に潰されるだけです。
念のため断っておきますが、残業する人がすべて無能といいたいわけではありませんよ。
残業=無能とは限らない!残業の理由からみる有能と無能の違いで解説している通り、必要な残業はありますし、有能な人でも残業が多い人はいますからね。
残業前提はおかしい!残業が当たり前の企業で働く5つのリスク
ここでは、残業前提のおかしい企業で働くことのリスクを5つご紹介します。
残業が当たり前の企業で働くと、損ばかりしているんですよ…
- スキルアップできない
- プライベートが犠牲になる
- ストレスがヤバい
- 仕事が早いほど損をする
- 定時で上がると評価が下がる
詳しく見ていきましょう。
1.スキルアップできない
残業前提のおかしい企業で働くリスクの1つ目は、スキルアップできないことです。
なぜなら、スキルアップするために必要な「新しい仕事」が回ってこないから。
市場価値が上がらないということは、給料が上がらないことを意味します。
転職しても「あなたの価値はこの程度なので、高望みはできません」といわれるでしょう。
残業が当たり前の職場にいると、同じことしか繰り返せないので成長できません。
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2.プライベートが犠牲になる
残業前提のおかしい企業で働くリスクの2つ目は、プライベートが犠牲になることです。
なぜなら、残業している時間は、プライベートを削ってうまれるものだから。
趣味や家族との時間を引き換えに、残業する価値や理由があるのか考えた方が良いでしょう。
残業が前提の会社は、社員の時間を奪っているという自覚がないので、自分の時間は自分で守ることをおすすめします。
3.ストレスがヤバい
残業前提のおかしい企業で働くリスクの3つ目は、ストレスがヤバいことです。
筆者自身、パワハラを受けながらサービス残業を3か月ほど続けましたが、不安障害という精神疾患と急性虫垂炎になりました。
「まだ大丈夫」と思っていても、体と心はそうではありません。
仕事・残業のストレスは、間違いなく健康を害するものなので、無理だけはしないようにしてくださいね。
もし、以前よりも眠れなくなったり、眠りが浅い気がするならストレスが溜まっている証拠です。
現状を把握し、適切な対処をおすすめします。
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4.仕事が早いほど損をする
残業前提のおかしい企業で働くリスクの4つ目は、仕事が早いほど損をすることです。
なぜなら、仕事が終わっても別の仕事をやらされるだけだから。
しかも、仕事ができない人がいたら、尻ぬぐいまでさせられるじゃないですかぁ…(経験済み)
残業代が出るだけマシ…なんて思わないでくださいね。
残業は、あなたの時間=寿命と引き換えの行為です。
残業が当たり前の会社は、仕事ができる人ほど損をする仕組みになっているので、逃げたほうがよいでしょう。
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5.定時で上がると評価が下がる
残業前提のおかしい企業で働くリスクの5つ目は、定時で上がると評価が下がることです。
なぜなら、残業が前提の企業は「非効率の無能」を評価する体制になっているから。
仕事ができる人ほど早く帰れるので、評価が下がるというわけです。
昭和なら、毎日0時過ぎまで残っていれば、どんな無能でも「やる気だけはある」と評価されて出世できました。
しかし、現代に当たる令和では、「定時で上がる人ほど仕事ができて有能」という認識に移っています。
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残業前提はおかしい!定時帰宅する方法3選
ここでは、残業前提の職場で定時帰宅する方法をご紹介します。
定時で帰りたいけど、残業が当たり前の空気のせいで帰れない人はお試しください。
- 残業が当たり前の雰囲気を無視する
- 業務を効率化する
- 残業より大事なものを作る
詳しく見ていきましょう。
1.残業が当たり前の雰囲気を無視する
残業が前提の雰囲気でも、ガン無視して帰宅することはできます。
なぜなら、社内規則では「就業時間になったら帰っていい」という旨が記載されているはずだから。
自分の仕事をきちんとこなしているなら、定時で帰ったところで問題にはできませんよね。
何も悪いことはしていませんし、定時帰宅は有能な人だからできることですよ。
泣きそうだった。ブラック企業との戦いは、いわば同調圧力との戦い。「サービス残業」「朝も早く来い」「断れない飲み会」。わたしは最後の方は「残業しないキャラ」を作ることに成功。少し経てば、周りは何も言わなくなります。周りを気にしても自分の成長にはつながらない。少しずつでも変えていこう
— てっぺい@ツイートで脱ブラック企業(楽しくね!) (@teppei_free) September 30, 2021
2.業務を効率化する
残業前提の企業でも定時で帰るなら、業務の効率化は必須です。
なぜなら、仕事が終わらないと帰れないことは確実だから。
明日からできる効率化の方法は以下の通りです。
- 優先順位を決める
- 重要な仕事は午前で終わらせる
- なんでも仕事を引きうけない
- 今日やらなくていい仕事は明日に回す
まずは上記4つから始めましょう。
スキルなしでできることから始めれば、段々と効率化することが苦ではなくなります。
3.残業より大事なものを作る
残業前提のおかしい企業で定時帰宅するなら、残業より大事なものを作る方法がおすすめです。
なぜなら、残業よりも大切なものを優先してしまうのが人間の性だから。
人それぞれ大事なものは違うので、自分にとって何が幸せなのか考えましょう。
子供や健康、趣味、ペットなどがよい例です。
残業するより大事なものがあれば、残業前提の空気なんてどうでもよくなります。
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残業前提の環境が向いている人もいる
ここでは、残業前提の企業で働くメリットはあるのか、向いている人はいるのかまとめました。
結論からいうと、残業が当たり前という現状に、不満が全くないなら続けてもよいでしょう。
なぜなら、残業が当たり前で、毎日残業を前提に働いている人にとって、残業は生活の一部だから。
今の20代、30代は効率化重視の世代なのでありえないと思いますよね(筆者も残業は絶対したくない派)。
しかし、残業が当たり前の時代を生きてきた50代~60代の昭和世代にとっては、向いているともいえるのです。
- 今の給料に満足してる人
- 今の人間関係のままがいい人
- 今の勤務地から変えたくない人
- 今の残業が当たり前の環境に不満がない人
上記にすべて該当する人は、そのまま働き続けても問題ないと思われます。
ただし、残業が当たり前の会社には将来性がないので、いきなり倒産するリスクは考えておくべきでしょう。
給料に不満がある方は、基本給が上がらない会社は辞めるべき?続けるメリットと向いている人を解説を参考にして、どうすべきか判断指標にしてください。
終身雇用は崩壊しているので、自分の身は自分で守りましょうね。
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残業前提はおかしい!残業が当たり前の職場から抜け出す方法
この章では、残業前提のおかしい企業から抜け出す方法を2つご紹介します。
これ以上、会社に使い潰されたくない方向けの内容です。
- 部署異動する
- 転職する
1.部署異動する
残業前提のおかしい環境から抜け出す方法の1つ目は、部署異動することです。
なぜなら、会社そのものが「残業は当たり前」の雰囲気ではなく、今いる部署特有の可能性があるから。
上司に相談し、異動の打診をしましょう。
なぜなら、やる気を見せたほうが異動の成功率があがるから。
軽く他部署の情報を仕入れ、ホワイトな部署があったら異動申請からお試しください。
2.転職する
残業前提のおかしい環境から抜け出す方法の2つ目は、転職することです。
理由はすでにお伝えしていますが、残業前提の企業には将来性がなく、あなたが搾取されるだけだから。
正当に評価してくれる企業の方が働きやすいですし、評価も適性にしてくれます。
なにより、社員を大事にしてくれる企業は、居心地がいいです。
今の職場で、毎日嫌々残業をさせられていたり、給料や老後に不安があったりする方は、転職という選択肢をお考え下さい。
まとめ:残業前提の企業はおかしい!当たり前の雰囲気に流されないで
残業が前提の企業はおかしいです。
社員を駒としか思っていない証拠ですし、時代に逆行しているので将来性もありません。
残業をしないようにするか、職場を変えたほうがよいでしょう。
最後に、本記事の内容をまとめますね。
残業前提のおかしい会社から逃げたほうがいい理由は、以下の3つです。
- 将来性がない
- 社員の生活を考えていない
- 業務効率化をしようとしていない
残業前提のおかしい企業で働くことのリスクは5つでした。
- スキルアップできない
- プライベートが犠牲になる
- ストレスがヤバい
- 仕事が早いほど損をする
- 定時で上がると評価が下がる
残業前提の職場で定時帰宅する方法は以下の3つです。
- 残業が当たり前の雰囲気を無視する
- 業務を効率化する
- 残業より大事なものを作る
残業前提のおかしい企業から抜け出す方法は2つです。
- 部署異動する
- 転職する
残業は間違いなくストレスなので、「まだ大丈夫」と思わないでください。
転職を検討している方は、以下の記事を参考にしてください。
それでは!