このような悩みを解決します。
- 上司をうまく使う方法4選
- 上司をうまく使うための準備
- 上司をうまくつかうための注意点
上司と仲が悪いと仕事がやりづらいですよね。
だからこそ、上司とはいい関係を築きつつ、上手に使いたいものです。
そこで今回は、上司をうまく使う方法をまとめました。
本記事のを読めば、上司を出世の踏み台やミスしたときの身代わりにできるので、楽に仕事ができるでしょう。
上司はうまく使うものであり、敵ではない
という悩みは、元人事の筆者からすればなじみがあります。
上司との関係に悩みを持つ社員は多く、仕事にも支障が出ているというわけですね。
仕事に支障が出てストレスもすごいから、上司を排除しようとします。
何が言いたいのかというと、上司と戦うのではなく、味方にしましょう!という話です。
上司がうざくて消したくなる気持ちは痛いほどわかります。
上司への合法的な仕返し法はムカつく上司あるある10選!上司への合法的な仕返しを5つ紹介でまとめていますが、戦ったところでメリットがないんですね。
下手すれば評価を下げられるし、仕事で嫌がらせをされることもあるでしょう。
そして会社は上司の主張を優先し、自分だけが痛い目にあいます。
自分の出世の踏み台やミスした際の身代わりにするために、上司に逆らうのではなく、うまく使いましょう。
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上司をうまく使う方法4選!【使えない上司を味方に】
ここでは、上司をうまく使う方法を4つご紹介します。
腐っても上司なので、うまく利用すれば楽に働くことができるでしょう。
上司のうまい使い方1:仕事量をコントロールする
上司のうまい使い方の1つ目は、仕事量を自分でコントロールするために利用することです。
こちらから業務の提案をして仕事を量を調整し、楽させてもらいましょう。
使えない上司=無能は、仕事を振りすぎるか、全く振らないかのどちらかが多いです。
そうなると、使い潰されるか社内失業状態になり、あなたの昇給昇進に響きます。
そうなる前に適当な理由を付けて仕事をもらえば、自分がやるべき仕事を適度な量にすることができます。
上司のうまい使い方2:ミスした時の盾にする
上司のうまい使い方の2つ目は、あなたがミスした時の盾にするという方法です。
ミスした時は、社内外の人に迷惑かけてしまいますよね。
周りからは変な目で見られるし、肩身が狭くなっていい気はしません。
そんな時は、上司に盾になってもらいましょう。
上司のチェックミスや指示ミスということにしてしまえば、あなたの非は小さくなり、評判を落とさずにすみます。
注意点は、あからさまに上司のせいにしないことです。
「たしか、上司の指示に従っただけなんですけど…」という空気で話せば、周囲の人は「あー、上司にミスを押し付けられてるんだ…」と勝手に思ってくれます。
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上司のうまい使い方3:出世の踏み台にする
上司のうまい使い方の3つ目は、出世の踏み台にするという方法です。
仕事量をあなたがコントロールすることで、上司の仕事内容も把握できると思います。
徐々に自分の手柄を増やしていき、出世のためのポイント稼ぎをしましょう。
面倒な仕事や難しい案件は適度に抑えれば、自分のペースで出世の足掛かりを作れます。
上司のうまい使い方4:上司の人脈を使う
上司のうまい使い方の4つ目は、上司の人脈を使うことです。
上司は自分よりも業界歴が長いので、人脈も豊富だと思います。
仕事に行き詰ったり、現状では解決できない課題にぶつかったときこそ、上司の人脈の使いどころです。
社外の人とのつながりはもちろん、社内の別部署の人とのつながりも使えますよ。
他部署の人とぶつかったときは、上司の人脈で他部署の部長など、上の人に根回しすれば時短で解決できます。
上司をうまく使うための3ステップ
ここでは、上司をうまく使うための3ステップをご紹介します。
準備しておかないと上司が「いいモノ」にならないので、準備は念入りにしましょう。
- プロファイリングする
- 欲求を満たしてあげる
- 少しずつ提案する
1つずつ解説します。
ステップ1.プロファイリングする
上司をうまく使うためには、最初にプロファイリングすることが重要です。
なぜなら、上司がどんな人でどんな価値観をもっているのか知らないと使いこなせないから。
プロファイリングのやり方は、観察することです。
- 趣味
- 家族構成
- 好きな食べ物
- 機嫌がいい時の癖
- 機嫌が悪い時の癖
- 上司の上司との話し方
などを観察しましょう。
観察だけではわからないことに関しては、さりげなく質問してください。
目的は、「上司がどんな人間なのか知ること」です。
上司をうまく使うために、上司の人間性を把握することが重要になります。
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ステップ2.欲求を満たしてあげる
上司のプロファイリングができたら、欲求を満たしてあげます。
なぜなら、自分の期待通りに動いてくれる人を、人間は好む習性があるから。
上司の「欲求」を満たしてあげることで信頼感をとりにいきます。
欲求を満たす方法は、
- 話し好きなら話を聞いてあげる
- 感謝されて喜ぶなら、小さなことから「ありがとう」という。
- 元気な人が好きなら、元気よく挨拶をする
など、難しいことではありません。
プロファイリングしたことで上司の好みがわかっているはずなので、好み通りの行動をしましょう。
雑談が多くなったり、冗談を多く言うようになったら、信頼関係を築けた証拠です。
ステップ3.少しずつ提案する
上司をうまく使うためには、少しずつ提案していくことが大事です。
なぜなら、いきなり本命の提案をすると、取り入ったことがバレるから。
バレてしまうと築いた信頼関係も終わるので、十分に注意しましょう。
また、小さなお願いからすれば本命の大きなお願いを受けてもらいやすいという心理テクニック(フットインザドア)でもあります。
小さな提案からはじめて、本命の大きな提案は後からするようにしましょう。
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上司をうまく使うために!してはいけないこと3つ
ここでは、上司をうまく使うためにしてはいけないことを3つご紹介します。
- 上司の意見を否定すること
- 媚びを売りすぎること
- いきなり大きな提案をすること
1つずつ解説しますね。
1.上司の意見を否定すること
上司をうまく使うためにしてはいけないことの1つ目は、上司の意見を否定することです。
意見を否定されていい気持になる人はいないためです。
目的は、上司に取り入ってうまく使うこと。
それならば、上司の気分を害したり、否定するようなことは避けるべきです。
「いや、違うでしょ」と思うことがあっても、「そうですね!私は○○という考え方をしていました!」といったように、否定しないテクニックが必要になります。
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2.媚びを売りすぎること
上司をうまく使うためにしてはいけないことの2つ目は、媚びを売りすぎることです。
なぜなら、媚びを売りすぎると怪しまれるから。
一度疑念を抱かれると、払拭まで時間がかかります。
媚びをテキトーに売ればいいのではなく、必要なタイミングで、必要な量だけ売りましょう。
適切に媚びを売るためには、プロファイリングが重要です。
3.いきなり大きな提案をすること
上司をうまく使うためにしてはいけないことの3つ目は、いきなり大きな提案をすることです。
すでにお伝えした通りですが、いきなり本命はいけません。
これまでの信頼関係はこのためだったのか…と思われやすいですし、思われてしまったら終わりです。
努力を水の泡にしないために、小さなお願いからしていきましょう。
上司をうまく使いたい!ダメだったときは?
上司をうまく使うためにあれこれやったけど、結局ダメだった…という場合は、2つの道があります。
- 異動する
- 転職する
上司との信頼関係修復が無理そうなら、上記2つを試すしかありません。
なぜなら、信頼関係が破綻した上司の下にいても、デメリットしかないから。
どの程度やらかしたかにもよりますが、
- 仕事を振られない
- 雑用ばかり押し付けられる
- 窓際に席を変えられた
といったことをされているなら、すぐに異動か転職した方が良いです。
あなたの評価が上がることはないですし、肩身が狭い思いをしてストレスも溜まります。
部署を変えて評判がリセットできるなら異動を、できなそうなら転職して新たなキャリアを歩むことがおすすめです。
上司をうまく使う方法4選!【使えない上司を味方にして楽に働く】:まとめ
上司はうまく使うものであり、敵対するものではないという話をしました。
うまくやるためには準備が必要で面倒かもしれませんが、その分メリットも大きいです。
昇給・昇進を狙っているなら上司に取り入ることは必ず必要なので、早い段階から行動することをおすすめします。
もし上司をうまく使おうとしていることがばれてしまい、信頼関係が破綻したなら異動するか転職しましょう。
同じ部署、同じ会社にいても未来がないですし、何よりも自分にとってストレスですよね。
働ける職場はいくらでもあるので、切り替えて次に行きましょう。
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求人情報サイトでの求人公募よりも、自分自身に合った業界や業種に気付くことが多い ぜひ活用していただきたいです。
今回は、以上です。