このような悩みを解決します。
- ダメな会社がやる「ダメな会議」の特徴
- ダメな会社ほど会議が多い納得の理由
- 無駄な会議が多いダメ会社に勤めるリスクと対処法
- ダメな会議を自覚しない会社はヤバイ
結論から言うと、ダメな会社ほど無駄な会議が多いのは事実です。
本記事を読めば、無駄な会議が多いダメ会社に勤めるリスクや対処法がわかるでしょう。
ダメな会社がやる「ダメな会議」の特徴
まず、ダメな会社がやる「ダメな会議」の特徴を確認しましょう。
大まかに、以下の3つが当てはまるとダメな会議と言えます。
- 目的がない会議
- 連絡・報告のための会議
- 決定者が不在の会議
1.目的がない会議
何を決めるのか不明な会議は「ダメな会議」です。
なぜなら、組織としての意思を決めるために会議は開催されるものだから。
なんとなく続けている定例会議は、典型的な「ムダ会議」といえるでしょう。
目的がない会議の特徴として、話が脱線することが多々あります。
目的がないから意味不明な話題が出て、参加者もよくわかっていないから話が脱線するのです。
終わった時に結論が出ていない会議は「ダメな会議」の筆頭でしょう。
2.連絡・報告のための会議
報告のための会議とは、メールで済むような内容なのに、わざわざ人を集めて共有する「無駄な会議」のことです。
発言者や順番が決まっており、参加者はただ聞くだけなので開催する意味がありません。
文章より理解度が増すというメリットがあるかもしれませんが、メールで理解できない人のために会議を開くことこそムダでしょう。
3.決定者が不在の会議
ダメな会社がやる「ダメな会議」の特徴3つ目は、決定者がいない会議です。
結論を出せる権限を持った人が参加していなければ、それは「議論ごっこ」にすぎません。
あーでもない、こーでもないと、タラればの無意味な話をしているだけだからです。
結論が出ない会議は、無駄な会議の代表格でしょう。
仕事のやる気が出なくて手抜きしたくなる気持ちはわかりますが、おすすめしません。
なぜなら、将来的に損するのはあなただからです。
詳細は、仕事を頑張る意味ない?【頑張ればお得な理由とメリット】でまとめていますが、手抜きのツケは回ってくるのでやめましょう。
ダメな会社ほど無駄な会議が多い3つの理由
ダメな会議がわかったところで、「なぜダメな会社ほど無駄な会議が多いのか」解説していきます。
理由は以下の3つです。
- 会議をすることが目的になっているから
- 仕事をした気になれるから
- 即断即決できないから
ムダな会議をしているダメ会社は将来性がないです。
早めに見限ったほうがいいかもしれません。
1.会議をすることが目的になっているから
ダメな会社ほど無駄な会議が多い理由の1つ目は、会議をすることが目的になっているからです。
会議の目的が「意思決定」ということは、新卒でも知っていることですよね。
ダメな会社というのは、会議の本質が意思決定であることを忘れており、開催すればいいと思っています。
会議そのものが目的化していたら、将来性がないダメ会社である可能性が高いでしょう。
2.仕事をした気になれるから
仕事をした気になれるから、ダメな会社ほど会議を無駄に多く開催します。
会議さえ開けば仕事をしたアピールができるからです。
察したかもしれませんが、アピールのために会議をしている時点まともな仕事をしていないことがわかります。
上層部がそれでは、企業の将来が危ういのはいうまでもないでしょう。
3.結論を出せないから
会議を開いても結論を出せないので、何度も何度も無駄な会議を開催します。
何度も書いた通り、会議の目的は意思決定です。
上層部をはじめ、社長に決断力がないと結論を出せず、だらだら同じ会議を開く羽目になります。
ダメな会社ほど会議が多い理由は、結論を先延ばしにしているからです。
なぜなら、「将来性がない」ことに気づいて逃げる人が多いから。
職場崩壊する企業の詳細は、人手不足で職場崩壊する企業の特徴とすぐ辞めるべき理由でまとめているので、あなたの会社は大丈夫かご確認ください。
無駄な会議が多いダメ会社に勤める2つのリスク
本章では、ダメ会社に勤めることのリスクを2つ解説します。
- スキルが身につかない
- 転職市場価値が下がる
終身雇用は崩壊し、個人で生きる時代に突入しました。
スキルが重視される社会において、個人が成長できないダメ会社に勤めることはリスクは大きいです。
1.スキルが身につかない
無駄な会議が多いダメ会社に勤めることのリスク1つ目は、スキルが身につかないことです。
なぜなら、無駄なことばかりしているのは有能がいない証拠であり、有能がいなければ吸収できるスキルもないから。
スキルが身につかないと何がまずいのかというと、これからの時代は企業が個人を守る「終身雇用」ではなくなるからです。
終身雇用の崩壊については、2019年に豊田章男社長(トヨタ自動車)が日本自動車工業会の会長会見で以下のように発言したことで現実味を帯びました。
「雇用を続ける企業などへのインセンティブがもう少し出てこないと、なかなか終身雇用を守っていくのは難しい局面に入ってきた」
出典:日経ビジネス
終身雇用が崩壊するということは、個人のスキルがないと職に就けないということです。
本当に有能な人材しか採用されなくなるので、スキルや経験がない人は転職できなくなります。
スキルが身につかない職場にいるだけで、自分の首を絞めることになるのです。
2.転職市場価値が下がる
無駄な会議が多いダメ会社に勤めることのリスク2つ目は、転職市場価値が下がることです。
価値が下がる理由は、上でお伝えした通りスキルが身につかないから。
転職市場価値が下がるということは、転職しても今以上の待遇の企業では働けないということであり、終身雇用が崩壊した社会では致命的です。
転職市場価値は、
- 年齢
- スキル
- 経験
- 実績
大まかに上記の4つで決まります。
年齢が若ければどうにかなりますが、30代に入るとスキルと経験・実績で転職市場価値が決まるといってよいでしょう。
つまり、市場価値を高めるためには、無駄な会議ばかりしている企業で働いている場合ではないのです。
仕事が時間の無駄だと感じている方は、仕事が時間の無駄に感じる人がとるべき3つの行動【リスクも解説】をご覧ください。
とるべき行動がわかります。
無駄な会議が多いダメな会社に勤めている人へ【対処法3選】
本章では、無駄な会議が多いダメ企業に勤めている人ができる対処法をお伝えします。
ダメ企業でぬくぬくできればいい方は見ないでください。
読み飛ばしてもらって構いません。
- 会議の効率化をする
- 転職する
1.会議の効率化をする
会議の効率化をすれば、企業のダメな体質が根本から変わる可能性があります。
なぜなら、会議に参加する人の意識を変えられれば、ダメ企業から脱却するきっかけになるから。
会議から無駄を省いていけば、徐々に社員にも効率化の意識が根付き、企業体質を変えることができるでしょう
しかし、ダメ会議で満足している組織のお偉いさんは給料をもらえればいいという考えで、変化を嫌う可能性が高いです。
あなた一人が頑張っても煙たがられる可能性があるので、変革はいばらの道と思われます。
2.転職する
自分の将来性を考えて不安な人は、ダメ企業から転職するという方法もあります。
企業体質を内部から変えるのは時間が必要ですし、相当な苦労がかかるためです。
それなら、働きやすくてスキルも身につく環境へ、自分から移動したほうが効率的ですよね。
企業に思い入れがあるなら話は別ですが、こだわりがないなら自分の将来を考えて行動したほうがよいでしょう。
とはいっても、転職は簡単に決断できるものではないと思います。
転職には手間がかかりますし、家族がいる人はなおのこと難しいためです。
それでも、いつ倒産するかわからないダメ会社に勤めるリスクは大きすぎます。
まとめ:無駄な会議が多い会社は「楽だけど危険」
最後にまとめます。
ダメな会社がやる「ダメな会議」の特徴は以下の3つです。
- 目的がない会議
- 連絡・報告のための会議
- 決定者が不在の会議
ダメな会社ほど無駄な会議が多い理由は以下の通りでした。
- 会議をすることが目的になっているから
- 仕事をした気になれるから
- 即断即決できないから
ダメ会社に勤めることのリスクは以下の2つ。
- スキルが身につかない
- 転職市場価値が下がる
無駄な会議が多いダメ企業に勤めている人ができる対処法は以下の2つです。
- 会議の効率化をする
- 転職する
無駄な会議が多い企業は、多くを求められなくて楽な分、将来性という面で「危険」です。
終身雇用が崩壊した現代において、スキルが身につかない企業にいるのは大きな機会損失と言えます。
実力重視になる未来に備えて、早いうちから準備しておけば、後悔することもないでしょう。
実際に転職しなくても、転職の流れやエージェントの使い方を知っておくだけで安心できるからです。
転職エージェントのご紹介
求人情報サイトでの求人公募よりも、自分自身に合った業界や業種に気付くことが多い ぜひ活用していただきたいです。
終身雇用の崩壊はすでに始まっています。
大企業の早期退職やリストラが証拠です。
早い段階で準備して、備えておきたいですね。
今回は以上です。