このような悩みを解決します。
転職活動では、転職エージェントを複数同時に使っていいのか、使うなら掛け持ちを伝えたほうがいいのか迷いますよね。
しかし、「他のエージェントも使ってます!」なんて言いにくいですよね。
そこで今回は、転職エージェント掛け持ちの正しい伝え方をご紹介します。
本記事を読めば、転職エージェントの掛け持ちを伝えるべきタイミングやコツがわかり、問題なく転職活動に集中できるでしょう。
記事の内容は目次でご確認ください。
それでは行きましょう。
転職エージェントの掛け持ちを伝えないとどうなる?
この章では、「転職エージェントの掛け持ちを伝えないことでどんな影響が出るのか」解説します。
その前に「転職エージェントの掛け持ちはアリなの?」という悩みをはっきりさせておく必要があるので、こちらからいきますね。
なぜなら、転職エージェントには得意ジャンル・不得意ジャンルがあるから。
「20代特化」や「年収600万円以上」などがいい例ですね。
また、応募者と転職エージェントには相性問題があるので、自分にあったエージェントを見つけるために「掛け持ちせざるを得ない」ともいえます。
「今の転職エージェントも悪くないけど、他のサービスも利用してみたい…」
「転職エージェントは複数登録した方がいい?」結論として転職エージェントは複数利用がおすすめです。
実は、転職者の転職サイト、エージェント登録数は平均2.52社。
当編集部で1,000人へアンケートを行った結果、一人当たり2社以上の転職サービスを利用していることが分かました。出典:HOPナビ転職
転職エージェントに他社との掛け持ちを連絡しないと、以下の悪影響が出る恐れがあります。
- 後からバレる
- 信頼性が下がる
①については、面接のスケジュール調整や話のつじつまが合わなくてバレるパターンが多いです。
スケジュール管理してくれるエージェントに嘘をつき続けることは、不可能に近いでしょう。
転職エージェントと応募者は、
- 応募者が希望を伝える
- 転職エージェントが希望をもとに求人を探す
- 応募者に求人を紹介する
- 応募する
- 選考を受ける
- エージェントは選考サポートする
- 内定
という過程を、二人三脚で進めていきますよね。
お互いがお互いを信頼しているからこそ、成り立っています。
そんな信頼している相手が他のエージェントも裏で利用していることを知ったら、どう思うでしょうか。
おそらく、裏切られたと感じるでしょう。
応募者がエージェントに掛け持ちを事前に伝えなければ、信頼関係が破綻するリスクがあるのです。
信頼を築くのはいばらの道であっても、失うのは一瞬。
無駄なリスクを背負わないためにも、エージェントの掛け持ちは早めに告白したほうが良いでしょう。
転職エージェント掛け持ちの正しい伝え方【コツとタイミング】
この章では、転職エージェント掛け持ちの正しい伝え方をご紹介します。
以下の3つがポイントです。
- 最初の面談時に伝える
- 掛け持ちの理由を論理的に説明する
- 誠意を見せる
転職エージェントの掛け持ちは常識です。
悪いことはしていないのですから、堂々と伝えましょう。
1.最初の面談時に伝える
転職エージェントの掛け持ちは、早いタイミングで伝えることが重要です。
なぜなら、応募者に関する情報は何でも押さえておくことがエージェントの仕事だから。
注意点は、包み隠さず話すことです。
言い忘れないように、メモを取っておくとよいでしょう。
キャリア面談は、あなたが9割以上の時間を話すことになります。
転職活動の大まかな方針が決まるので、きちんと準備してから臨みましょう。
2.掛け持ちの理由を論理的に説明する
転職エージェントには、掛け持ちの理由を論理的に説明しましょう。
転職エージェントの複数利用が当たり前になっているとはいえ、「なんとなく」では話になりません。
エージェントはやる気のない人を相手にしません。
なぜなら、お金にならないからです。
「サポートする価値がある人」だと認識させるためにも、転職エージェント掛け持ちの理由は論理的に説明しましょう。
3.誠意を見せる
転職エージェント掛け持ちの正しい伝え方3つ目は、誠意を見せることです。
なぜなら、第一印象と誠意は今後の転職活動に大きな影響を与えるから。
初対面の人がなめた態度をとってきたら、印象が最悪ですよね。助けを請われても無視したくなるはずです。
これと同じように上から目線で「他のエージェントも使ってますけど、なにか?」と接すれば、転職のプロであるエージェントでもキレます。
うまくいえなくても、熱意が伝われば理解してもらえます。
本格的に転職活動が始まっても、転職エージェントに対する敬意を忘れずにいましょう。
転職エージェントのご紹介
求人情報サイトでの求人公募よりも、自分自身に合った業界や業種に気付くことが多い ぜひ活用していただきたいです。
転職エージェントの掛け持ちを伝えることのメリット3つ
この章では、転職エージェントの掛け持ちを伝えることのメリットを3つご紹介します。
「別に黙っててもよくね?」と思っている方は、考えが変わるかもしれませんよ。
- 転職エージェントのやる気がでる
- 応募先が被らない
- スケジュール調整がしやすい
1つずつ解説します。
1.転職エージェントのやる気がでる
転職エージェントの掛け持ちを伝えることのメリット1つ目は、エージェントのやる気が出ることです。
やる気が出る理由は、エージェントが他社と競争するから。
家電メーカーが「他社の最低価格より安く売ります」といって競争してるのと同じですね。
転職エージェントは、他社ではなく自社を選んでもらうためにやる気を出します。
そして、あなたに選んでもらいたいがために、提供するサービスの質が向上するのです。
転職エージェントの複数利用を伝えるだけで得するなんて、驚きですよね。
2.応募先が被らない
転職エージェントの掛け持ちを伝えることのメリット2つ目は、応募先が被らないことです。
転職エージェントの複数利用を伝えないまま選考を進めると、応募先が被ることがあります。
そうなっては、時間とチャンスを無駄にすることになりかねません。
同じ企業に誤って何回も応募すれば、不審がられて落とされるでしょう。
転職エージェントの掛け持ちを伝えておくだけで、くだらないミスマッチを防ぎ、転職活動をスムーズに進めることができます。
3.スケジュール調整がしやすい
転職エージェントの掛け持ちを伝えることのメリット3つ目は、スケジュール調整がしやすいことです。
転職活動では、面接日程などのスケジュール管理が重要になります。
基本的には転職エージェントが管理してくれるのですが、他社の選考状況は伝えないと考慮してもらえません。
予定がバッティングする恐れは十分ありますし、そのせいで千載一遇のチャンスを逃すこともあるでしょう。
転職エージェントの掛け持ちを伝えておけば、スケジュール管理がしやすくなり、転職活動だけに集中できますよ。
転職エージェントの掛け持ちを伝えるデメリットは1つだけ
転職エージェントの掛け持ちを伝えるデメリットは、「浮気だと思うエージェントもいること」だけです。
あくまでも可能性が0ではないというだけで、「浮気」と捉えるエージェントはそう多くないですよ。ご安心ください。
転職エージェントの掛け持ちは、今や常識です。
エージェントは、応募者が他社も使っていることは「織り込み済み」で動きます。
浮気を嫌うエージェントにあたったら、経験不足か無能のどちらかであり、「ハズレ」の可能性が高いでしょう。
転職エージェントの掛け持ちを伝えるときの注意点
転職エージェントの掛け持ちを伝えるときの注意点は、「包み隠さず正直に話すこと」だけです。
なぜなら、それだけであなたに対する信頼性と好感度が増すから。
具体的には、
- なぜ複数のエージェントを使っているのか
- 転職の目的は何か
- 転職のきっかけは何だったのか
- どんなサポートを求めているのか
といったことを伝えましょう。
転職エージェントは、転職を素早く進めるために、あなたの正確な情報を求めています。
ちなみに、エージェントからの好感度や信頼性が高いと、転職エージェント内の社内選考で通過しやすくなるというメリットもあります(求人紹介は、社内選考に通過した人だけです)。
転職エージェントも人間なので、好感度が高い人には良い求人を紹介したくなるからです。
「お客様」としてエージェントと接するのではなく、「転職をサポートしてくれる一人の人間」として関わることが重要ですね。
>>>【不要】マジうざい!ムカつく転職エージェントは切り捨てるべき理由
まとめ:転職エージェントの掛け持ちは「常識」
転職エージェントの掛け持ちは常識です。
「掛け持ちしてもいいのかな?」と悩む必要はありませんが、なるべく早めに伝えましょう。
伝えるタイミングやコツは、
- 掛け持ちの理由を論理的に説明する
- 最初の面談時に伝える
- 誠意を見せる
でしたね。
信頼性と好感度を高めて、有利に転職を進めてください。
転職エージェントと良好な関係を築き、スムーズに内定獲得できることを祈っています。
今回は、以上です。