このような悩みを解決します。
- 円満退職のコツ
- 退職を言い出せない理由
- 退職を言い出せないときの対処法
- 上司が怖くて言い出せないときの対処法
- 退職を言い出せないデメリット
退職を言い出せない…怖い…と感じる人は、多いのではないでしょうか?
筆者は退職経験が2度ありますが、上司に伝えるときが結構怖かったですし、周囲に迷惑をかけるという不安もありました。
この記事を読めば、怖いという思いを乗り越えて退職を言い出せるようになり、嫌な会社をスッキリ辞められるでしょう。
退職を言い出せない…怖いときの対処法4選
この章では、怖くて退職を言い出せないときの対処法を4つご紹介します。
仕事を辞めたいけど言えない人は、以下4つの方法をお試しください。
退職を言い出せないときの対処法
- 「怖い」と感じている原因を特定する
- 退職したい理由を書き出す
- 退職した場合の未来を想像する
- 信頼できる人に相談する
1.「怖い」と感じている原因を特定する
仕事を辞めたいけど言えないときは、「怖い」と感じている原因の特定が重要です。
何に対して「怖い」と感じているのかによって、退職を言い出せないときの対処法は変わってきます。
- 上司が怖い
- ほかの社員の迷惑になる
- 転職してもうまくやれるかわからない
など、紙に書き出してみてください。
原因が特定できれば、対処できても同然です。
対処できていないじゃないか…と思ったかもしれませんが、大事なのは「退職が怖くて言い出せない原因を知ること」です。
怖さの正体がわかれば、不安は大きく和らぎますからね。
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2.退職したい理由を書き出す
退職が怖くて言い出せないときは、退職したい理由を書き出しましょう。
なぜなら、退職したいと思った理由をまとめることで、考えを整理できるから。
おそらく、「退職しようと思ったけど、いざとなったら怖くなってきた」という現状ですよね。
こうなる理由は、退職を決意した理由があいまいだからです。
つまり、退職したい理由を再確認することで、「退職したいけど言い出せない…怖いんです…」という弱腰から立ち直れます。
本来の目的と、なぜ仕事を辞めたいと思ったのか、書き出しましょう。
3.退職した場合の未来を想像する
仕事を辞めたいけど怖くて言えないときの対処法3つ目は、退職した場合の未来を想像することです。
シンプルに、退職したら何が変わり、自分がどうなってるのか想像してください。
望ましい未来が思い浮かびましたか?
もしそうなら、「退職したいけど怖いんです…」なんて言っている自分があほらしくなるはずです。
ビビっている場合じゃありませんからね。
怖さの正体がわかれば、不安は大きく和らぎますからね。
4.信頼できる人に相談する
信頼できる人に相談するだけでも、退職を言い出せるきっかけになります。
なぜなら、人に聞いてもらうだけで心がすっきりして、冷静になれるから。
可能なら退職・転職経験がある人に相談してください。
あなたが仕事を辞めたいと話せば、きっとあなたが退職できるように援護してくれるはずです。
また、自分では思いつかない対処法を教えてもらえるかもしれないので、恥ずかしがらずに相談しましょう。
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退職を言い出せない!「怖い」と思う3つの理由
ここでは、退職を言い出せない人が「怖い」と思う理由を探っていきます。
対処するためには原因の特定が必要なので、あなたがどのタイプなのかご確認ください。
退職を言い出せない理由
- 上司が怖いから
- 会社に引きとめられるから
- 迷惑をかけると思い込んでいるから
1.上司が怖いから
退職代行にお願いしようかな…
今月で契約を終わらせるみたいな話を先月して、先週も話したのに「また今度ね」って言われてさ。精神的なものを理解してくれるのは本当に、本当に感謝してますけど、辞めさせてくれないのは本当に辛い。案の定、仕事行けてないし。
No.2(多分そう)の女上司怖い。泣くよ。— Mai (@take_315_m) July 6, 2020
上司が怖いせいで退職を言い出せない人は多いのではないでしょうか?
普段から怒鳴られたり、嫌がらせされたり、パワハラのようなことをされていると委縮してしまいますよね。
このケースは上司そのものに対抗する必要がありますが、うまくいけば気持ちよく退職できますよ。
上司のせいで仕事を辞めたくても言い出せないなら、次章で対上司の方法をまとめているので、ご安心ください。
2.会社に引きとめられるから
会社を辞めるときに○○さんが居ないと困る必要なんだって引きとめられると認められてるような気がして嬉しくなるかもしれないけど、それはあなたの事を尊重しているわけでもなんでもなくただ会社が困るからなだけです。会社にとって文句を言わない社畜が辞めるダメージはでかいからね。#うつ病
— マリベル@うつ病・子育て (@mariberu1000) November 21, 2019
会社に引きとめられそうなことを言われても、退職を言い出しにくい原因になります。
自分だけ辞めて、申し訳ない気分になるんですよね。
ここで現実をお伝えします。
もちろん、本当に優秀で辞めてほしくないパターンもありますが、多くの場合はそうではありません。
会社にとって不都合だから、あれこれ理由付けして引きとめてくるだけです。
心優しい人は引きとめられて喜ぶかもしれませんが、裏にどす黒いものがあることをお知りおきください。
3.迷惑をかけると思い込んでいるから
正直もうしんどくてこのまま辞めてしまおうかとも思ったけど、それだと職場に迷惑かかるんよな…あたしが溜めてる仕事とか引き継ぎちゃんとしないと社会人なんだから……、明日退職届出そ、期間が定まらないと頑張れない。
— 流花 (@8Q4Rhn2YPngrbQ0) July 28, 2021
退職を言い出せない人が「怖い」と思う理由の3つ目は、迷惑をかけると思い込んでいるパターンです。
自分が辞めたことで職場の人の仕事が増え、「あの人のせいで」と思われるのが怖いということですね。
責任感が立派で素晴らしいですが、きちんと引継ぎをすれば問題ないです。
問題があるとすれば、会社があなたに仕事を任せまくっていたということなので、給料以上の仕事をしていたことになります。
企業は、一人いなくなったところで回らなくなるなんてことはあり得ません。
もし回らなくなったのなら、企業体質に問題があるので遅かれ早かれつぶれます。
つまり、あなた一人が退職したところで、たいして迷惑はかからないのです。
【実体験】退職を言い出せない…上司が怖いときの対処法2つ
ここでは、上司が怖いという理由で退職を言い出せなかった筆者の実体験をもとに、「対上司の対処法」を2つご紹介します。
筆者がそうでしたが、パワハラなどを普段からされていると、上司に恐怖心を抱いてしまいますよね。
大丈夫ですよ、クソ上司が相手でも退職できます。
上司が怖いときの退職の伝え方
- 上司の上司に伝える
- 武器を用意しておく
1.上司の上司に伝える
上司が怖くて仕事を辞めると言い出せない人は、上司の上司に伝えましょう。
なぜなら、上司の上司の仕事は、部下(あなたにとっての上司)の管理でもあるから。
論理的な理由をそえつつ、退職したいということを上司の上司に相談すればスムーズに退職できます。
異動や転勤などが提案されるかもしれませんが、提案されたら考えればよいです。
上司に退職を言い出せないなら、上司の上司に相談することが一番スムーズでしょう。
2.武器を用意しておく
上司のせいで退職を言い出す勇気がない人は、武器を用意してから上司に連絡する方法もあります。
このケースは、上司があなたにハラスメントや嫌がらせをしている場合に有効です。
なぜなら、あなたは退職しつつ、上司にこれまでの仕返しをできるから。
ここでいう「武器」とは、
- 暴言などの録音
- ハラスメントの証言
- パワハラ相談室に相談したメール
などを指します。
退職を言い出せない…ことのデメリット3つ
ここでは、退職を言い出せないことのデメリットを3つご紹介します。
退職を言い出せないと損をするので、早めに退職した方がいいですよ。
具体的には、以下のようなデメリットがあります。
退職を言い出せないデメリット
- 転職市場価値が下がる
- スキルアップできない
- 退職できなくなる
1.転職市場価値が下がる
退職を言い出せないことのデメリットの1つ目は、転職市場価値が下がることです。
なぜなら、市場価値は年齢とともに下がっていくから。
転職市場価値は、
- スキル
- 経験
- 年齢
など、複数の要素で決まります。
退職できないと無駄な時間を過ごすことになり、年月だけが過ぎていきますよね。
また、退職を決意した企業で働いていても、スキルアップできるほど熱意をもって働けないでしょう。
退職を言い出せないと悩んでいるうちに、あなたの価値がなくなるかもしれません。
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2.スキルアップできない
退職を言い出せないことのデメリットの2つ目は、スキルアップできないことです。
上でお話しした通りですが、仕事を辞めようか悩んでいる人が、仕事と真剣に向き合えるでしょうか。
おそらく難しいでしょう。
仕事に真剣でないのに、スキルアップできるはずもありません。
そうしている間にも、他の人はどんどんスキルを身につけていくわけです。
3.退職できなくなる
退職を言い出せないことのデメリットの3つ目は、退職できなくなることです。
なぜなら、決意してから行動までの期間が長いと、やる気を失うから。
「よし、あれをやってみよう!」と決めたはいいものの、結局やらなくなったことやできなかったことはありませんか?
ダイエットがいい例ですね。
今日から毎日腹筋100回と決めたのに、その日だけやって終わり…なんて経験は誰でもあるでしょう。
退職を言い出せない…怖いんだもん…なんて言っていると、いつの間にか退職する気が失せるかもしれません。
【円満退職】退職を伝えるときのポイント3つ
この章では、退職を伝えるときのポイントを3つご紹介します。
少し工夫するだけなので、周囲に迷惑をかけずに円満退職したい人は必読です。
退職を伝えるときのポイント
- ポジティブな退職理由を伝える
- 繁忙期を避けて伝える
- 会社への不満ではなく、感謝を伝える
1.ポジティブな退職理由を伝える
退職を伝えるときのポイント1つ目は、ポジティブな退職理由にすることです。
なぜなら、退職理由がポジティブなら引き止められにくく、自分の評判も守れるから。
円満退職するなら、ポジティブな転職理由は必須です。
- やりたいことが見つかった
- 別の業界で挑戦してみたい
- 自分がもっと生きる環境を探したい
など、次のステージに行くため退職したいのだと伝えましょう。
一方で、
- 仕事がつまらない
- 人間関係が嫌
- 働きたくない
といったネガティブな理由だと、周囲に悪い印象を与えてしまいます。
本当はネガティブな理由だったとしても、退職理由はポジティブにしましょう。
2.繁忙期を避けて伝える
繁忙期を避けて退職を伝えることも、有効なテクニックです。
なぜなら、忙しい時期に辞めたいなんて言われたら誰でも腹が立つから。
お前の相手なんてしてられん!と、スルーされても文句は言えません。
きちんと向き合ってくれそうな時期を見極めて、退職希望を伝えるようにしましょう。
3.会社への不満ではなく、感謝を伝える
退職を伝えるときのポイント3つ目は、会社への不満ではなく感謝を伝えることです。
ポジティブな退職理由を伝えた後に、「これまでありがとうございました。」と一言添えましょう。
それだけで、あなたの印象が一段とよくなり、退職を後押ししてもらえるからです。
もし転職先でうまくいかなかったとしても、最後の印象が良ければ出戻りもしやすいでしょう。
まとめ:どうしても退職を言い出せない!怖いなら退職代行という方法もある
退職を言い出せない…怖いときの対処法をご紹介しました。
仕事を辞めたいのに言えないのは辛いですよね。
本記事で紹介した方法やテクニックを使って、無事に退職できることを祈っています。
転職のプロから、客観的な意見をもらえます。
退職の相談相手がいなかったり、不安な方は相談することをおすすめします。
料金は無料なのでご安心ください。
退職代行とは、あなたの代わりに退職手続きをしてくれるサービスのことです。
普通ならあなたがすべき書類提出や挨拶を、代わりにしてくれます。
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何をしても退職させてもらえなかったり、どうしても退職したかったりする方はご活用ください。
退職代行の評判や詳細が知りたい方は、退職代行がクズや甘えと言われる3つの理由【使うべき人を解説】を参考にどうぞ。
今回は以上です。
「退職代行」というサービスがあるのをご存知でしょうか。
退職する本人に代わり、退職の申し出と手続きを代行するサービスです。
本当に困ったら迷わずに相談
退職がスムーズにできそうにないケース
1.パワハラする上司
2.退職届を出した社員に懲戒や損害賠償請求をする
3.自宅まで押しかける
4.退職届を受理しない