このような悩みを解決します。
転職して新しい人生をスタートできると思ったものの、「なんか思ってたのと違う!また転職したくなってきた・・・」と悩んでいませんか?
しかし今では、あの辛い時期を過ごせてよかったと思っています。
なぜなら、精神的・人間的に成長できたから。人と良好な関係を築くために試行錯誤したおかげで、コミュニケーション能力は大きく伸びましたよ。
具体的にどんなことをして転職後の辛い時期を乗り越えたのかというと、「積極的に挨拶する」ことだけです。
他にも試しましたが、一番効果的だったのが挨拶でした。
「それだけ?挨拶ってどういう意味?」と思ったかもしれませんが、挨拶の効果は絶大です。
人間関係を構築したい場面では、挨拶さえしていればどうにでもなりますよ。
本記事では、なぜ「挨拶」だけで辛い時期を乗り越えることができたのか解説しつつ、挨拶以外に効果的だった対処法も5つご紹介します。
それでは、本題に入りましょう。
- 転職後の辛さを挨拶で乗り越えたとは?
- 転職後に辛いと感じる理由
- 転職後の辛さへの対処法(挨拶以外)
- 再転職のメリット・デメリット
転職後の辛い時期を挨拶だけで乗り越えた話【実体験】
この章では、転職後の辛い時期を「挨拶で」乗り越えた話をします。
というのも、僕の場合は新職場が辛い理由は「頼れる人がいないこと」だったからです。
仕事が覚えられなくて悩んでいるケースや、人間関係がうまくいかなくて悩んでいる場合でも挨拶は使えます。
自分と違う状況であっても、挨拶さえすれば状況は一変しますよ。
さて、本題に戻ります。
なぜ対処法として「挨拶」を試したのかというと、自分から積極的に挨拶して好印象を持たせれば、こちらが困ったときに助けてもらえるという下心があったからです。
我ながら動機が不純ですねぇ。しかし、結果的には大当たりでした。
以下は、dodaが調査した「職場に溶け込める人の特徴」をまとめた表です。
挨拶は職場に溶け込めた人の特徴である「明るい・笑顔・積極的なコミュニケーション」に該当しますね。
職場に溶け込めなかった人の特徴第1位は、「挨拶をしない」です。
これは挨拶が最強と言える根拠になるのではないでしょうか。
まずは「おはようございます!」「お疲れ様です!」と誰にでも挨拶をしてみる。
それが会話のとっかかりができればいいなぁ程度の気持ちで挨拶をしまくるようにしたところ、いつの間にか職場に味方しかいない状況になっていたのです。
あとになって、職場の方に「なぜ親切にしてくれたのか」聞いてみました。
すると、「はじめは誰やこいつだったよ(笑)。だけど、ゆん(筆者)さんの挨拶って、すごく気持ちいいんだよね。そのせいで自分から関わりたくなっちゃった!あの人は絶対いい人だし、もっと知りたいと思ったんだよねぇ」という話をしてくれました。
この話を聞いてから、挨拶こそ最強のコミュニケーションツールであると確信しています。
実際に、ソフトバンクグループ会長の孫正義氏(日本一のお金持ち)は、新入社員にさえ自分から挨拶するそうです。
どこでどんな繋がりができるかわからないし、挨拶は得しかないことがよくわかっているのでしょう。
転職エージェントのご紹介
求人情報サイトでの求人公募よりも、自分自身に合った業界や業種に気付くことが多い ぜひ活用していただきたいです。
挨拶のポイントは、以下の3つだけです。
- きちんと目を見ること
- 大きめの声ではっきり言うこと
- なるべく笑顔を作ること
笑顔を作ることは結構難しいので、まずは①と②を意識することから始めてはいかがでしょうか?
慣れてくると、だんだん挨拶が気持ちよくなってきて、自然と笑顔になっているはずです。
もし、挨拶してもだめな場合や苦手な人は、のちほどご紹介する以下の5つをお試しください。
- 悩みや不安を紙に書く
- 不安の96%は現実にならない
- 親しい人や上司に相談する
- 筋トレする
- 無理をしない
転職後の辛い時期はいつまで続く?【みんな辛い】
ずばり、転職後の辛い時期はいつまで続くのか気になりますよね。
結論から言うと、転職後の辛い時期がどのくらい続くのかは人それぞれです。
1か月で慣れる人もいれば、1年たっても慣れない人もいます。
こんなあいまいな回答はよくないですよね。
そこで、転職サイト大手であるdodaの「職場にいつ溶け込めたのか」という調査結果をご紹介します。
すると、転職者の29.1%が「転職して1~3か月で職場に溶け込めた」と回答していました。
「転職後半年以内に職場に溶け込めた」と回答した割合は、合計で75.8%でした。
人によってストレスの感じ方は違うので参考にしかなりませんが、頭の片隅に置いておくとよいでしょう。
出典:転職3か月で仕事がイヤに……転職後に感じるストレスと効果的な解消・克服法
このグラフからは、80.7%の人が転職後にストレスがあったと回答しています。
転職後に辛い思いをしている人はあなただけではありません。
あまり思いつめないようにしてくださいね。
転職後に辛いと感じる理由を4つ紹介
転職後に辛い時期を過ごす人は8割以上います。
この章では、なぜ転職後に辛さを感じるのか解説していきますね。
対処するなら、まずは原因の特定からです。
- 人間関係に気疲れするから
- 仕事を覚えるのが大変だから
- 生活リズムが変わったから
- 社風に適応できていないから
1.人間関係に気疲れするから
転職後が辛いと思う理由の1つは、人間関係リセットされたからです。
前職で積み上げてきた信頼関係は、新職場ではまったく意味を成しません。そのため、「0から人間関係を積み上げなくちゃ」という脅迫観念が原因で疲れます。
また、人間関係を構築するためには他人を探る必要がありますよね。
話すときは普段以上に神経質になるので余計に疲れます。
職場環境と人間関係の変化は、自分が思っている以上に大きなストレスになるのです。
2.仕事を覚えるのが大変だから
転職後が辛くなる理由として、仕事を覚えることが大変というパターンもあります。
予想外に業務内容が複雑だったり、どんどん新しい仕事を回されると不安になりますよね。
不安は焦りを招き、焦りはミスの原因になります。
ミスを連発して強いストレスを感じている方も多いでしょう。
ミスが原因で「この先やっていけるのあなぁ」と不安になる方は、実際に多いです。
対処法としては、あせらず正確に覚えていくことしかありません。
仕事をどんどん振られるということは期待されているということです。
新人の立場を利用してわからないことは何度でも聞き、少しずつ期待に応えていけばよいのではないでしょうか?
仕事ができる人の特徴は、実は仕事ができる人はサボり魔という特徴が?本当に仕事ができる人の共通点でまとめています。
混乱して、どうすればいいのかわからなくなっている方は、ぜひご覧ください。
3.生活リズムが変わったから
転職すると、生活のリズムや環境はガラッと変わります。
適応には時間がかかるので、慣れるまでの期間が辛いのです。
職場が変わるだけでも、
- 起床時間
- 出勤時間
- 通勤経路
- 休日
など、業務に関係ない部分が大きく変わります。
特に生活リズムの変化は疲れの大きな原因です。
そこに慣れない仕事や人間関係がのしかかってくるので、転職後に辛いと思うのは無理ないでしょう。
4.社風に適応できていないから
新しい職場の社風になれるまでは辛いはずです。
なぜなら、会社によって価値観や雰囲気が違うから。
これまで過ごしていた職場とはすべてが違うはずなので、適応には気力・体力が必要です。
「新職場の雰囲気に慣れない。どうしよう・・・」と悩むかもしれませんが、適応には時間がかかります。
半年たっても辛いなら別問題ですが、慣れるまでは時間が必要ということは頭に入れておきましょう。
転職後の辛い時期を乗り越える方法5選
この章では、転職後の辛い時期を乗り越える方法を5つご紹介します。
実際に僕が試して効果は実証済みです。
挨拶はすでにお伝えした通りなので割愛しますね。
- 悩みや不安を紙に書く
- 不安の96%は現実にならない
- 親しい人や上司に相談する
- 筋トレする
- 無理をしない
1.悩みや不安を紙に書く
転職後の辛い時期に有効だったことは、悩みや不安を紙に書くことです。
「えっ、それだけ?」と思ったかもしれませんが、本当に効果があります。
科学的にも根拠が証明されている「エクスプレッシブ・ライティング」というものです。
紙に書くことによって、「自分はこういう不安を抱えていたんだ」「これが悩みの正体だったんだ」ということがわかります。
自分の感情と向き合うことで、その感情を受け入れられるようになるのです。
ポイントは、思ったことをそのまま書きなぐること。
ネガティブなことや、思いついたことをそのまま書いてください。
1日5分するだけで、自分の不安が小さいことに思えてくるはずです。
2.不安の96%は現実にならない
「悩みや不安の9割は現実にならない」という事実をご存じでしょうか?
不安とは、あなたが勝手に大きくしているだけであって、実際には大したことがないのです。
実際に、不安ごとの96%は現実にならないことが、米国の研究チームによって明らかにされています。
米国ミシガン大学の研究チームの心配事の実地調査によって、「心配事の80%は起こらない」ということが明らかになりました。さらに、残り20%のうち、16%は準備をしていれば対応可能なもの。つまり、心配事のうち実際に起こるのはたったの4%だったのです。
心配事や不安の96%は実際には起こらない。つまり、ただの「取り越し苦労」にすぎないのです。
専門用語では、将来を予期して不安になることを「予期不安」と言います。予期不安のほとんどは実際には起こらないのです。出典:ダイヤモンドオンライン
心配事が実際に起こるのは4%しかありません。
96%の不安は起こらないとデータが証明しているのなら、ありもしないことで悩むだけ無駄ではありませんか?
3.親しい人や上司に相談する
転職後の辛い時期こそ、親しい人や上司に相談しましょう。
親しい人とは、
- 両親
- 兄弟
- 親友
- 信頼できる友人
など、親身になってくれそうな人たちのことです。
真剣に相談できる相手に話すだけで、不安や悩みは大きく軽減されます。
また、職場の上司に相談するのも有効です。
なぜなら、上司は部下のケアも業務の一環であり、転職後はナーバスになることがわかっているはずだから。
どうしても配属先が無理なら異動という手もあります。
1人で悩まず、誰かに相談してみてくださいね。
4.筋トレする
僕は転職後の辛い時こそ、息切れするまで筋トレしてやる気を引き出していました。
脳筋と思うかもしれませんが、科学的にも筋トレは有効な手段です。
筋トレをすることで、メンタルの安定が見込めます。
メンタルに良い影響を与える脳内ホルモンが分泌されるからです。
具体的には、
- ドーパミン(幸福物質)
- セロトニン(精神安定)
- テストステロン(意欲向上)
などが分泌されます。
ポイントは、少しきつめに追い込むことです。
腕立て伏せやスクワットなど、自宅でできる種目でOKですが自分を追い込む必要があります。
筋トレするだけでメンタルが改善し、辛さが軽減されますよ。本当に。
5.無理をしない
転職後の辛い時期を乗り越えるためには、無理をしないことも重要です。
仕事はもちろん、帰宅してからも無理をせず安静を心がけてください。
経験上、「~しなきゃ」と思っていると、心は休まりません。
早く職場になじみたい気持ちはよくわかりますが、焦らず行きましょう。
まずは新職場に慣れることからです。
どうしても辛いときは、ずる休みしても良いと思います。
詳細は、仕事をずる休みしたら心が軽くなった話【ずる休みの理由と伝え方】をご覧ください。仕事をさぼれば、心が軽くなりますよ(経験者より)。
どうしても辛いなら再転職という方法がある
上でご紹介した方法を試しても、辛さから解放されない方もいるでしょう。
その場合は、再転職するという方法があります。
再転職にはメリット・デメリットがあるので、それぞれお伝えしますね。
再転職のメリット
再転職のメリットは、以下の3つです。
- 嫌な仕事から解放される
- 収入が上がる可能性がある
- 自分に合った仕事に就ける可能性がある
最大のメリットは、嫌な仕事・職場から解放されることです。
これは言うまでもないですよね。
その他のメリットとして、キャリアアップできること、自分に合った仕事に就ける可能性があることが挙げられます。
人には向き不向きがあるので、再転職することで自分に合った仕事を探せますし、そのままキャリアアップにつながる可能性があります。
すでに転職経験は積めたので、次はもっとうまくできるかもしれませんね。
再転職のデメリット
再転職のデメリットは、以下の2つです。
- 自己都合の退職が履歴に残る
- 転職で不利になる可能性がある
早い段階での退職を繰り返すと、転職で不利な材料になります。
なぜなら、企業は「またすぐに辞めるのではないか」と思うから。書類選考の時点でふるいにかけられ、内定が出にくくなる可能性があるでしょう。
また、自己都合の早期退職はキャリアに傷をつけます。
今後の転職活動にずーっとついてくるマイナス材料として向き合わなければなりません。
転職エージェントに相談するのがおすすめ
再転職のメリット・デメリットを知ったところで、結局どうすればいいのかわからなくなった方もいるでしょう。
そういう方には、転職エージェントの活用をおすすめします。
転職エージェントとは、転職のプロ集団「キャリアアドバイザー」です。
相談に乗ることはもちろん、
- 求人の紹介
- 書類添削
- スケジュール調整
- 面接対策
- 労働条件交渉(給与など)
などを、「無料」でサポートしてくれます(一部有料サービスもあります)。
- 「自分は転職した方がいいのか」
- 「転職するならサポートが欲しい。一人じゃ不安」
- 「転職活動を早く終わらせたい」
という方は、転職エージェントに相談してみてはいかがでしょうか?
まとめ:転職後の辛い時期を乗り越えるなら「挨拶」がおすすめ
転職後の辛い時期を乗り越えるなら、挨拶が最強です。
データで証明された通りですね。
挨拶のポイントは、以下の3つでした。
- きちんと目を見ること
- 大きめの声ではっきり言うこと
- なるべく笑顔を作ること
笑顔を作ることは結構難しいので、まずは①と②を意識することから始めましょう。
慣れればだんだん挨拶が気持ちよくなってきて、自然と笑顔になっているはずです。
転職後が辛い理由は、以下の4つでした。
- 人間関係に気疲れするから
- 仕事を覚えるのが大変だから
- 生活リズムが変わったから
- 社風に適応できていないから
挨拶以外の対処法は以下の5つです。
- 悩みや不安を紙に書く
- 不安の96%は現実にならない
- 親しい人や上司に相談する
- 筋トレする
- 無理をしない
どうしても転職後の辛さに耐えられない人は、再転職という方法があります。
自分がどうすべきかわからなくなったら、転職エージェントに相談してみてはいかがでしょうか?
転職エージェントは転職のプロなので、プロの視点から再転職すべきか、しない方がいいのか教えてくれますよ。
転職エージェントのご紹介
求人情報サイトでの求人公募よりも、自分自身に合った業界や業種に気付くことが多い ぜひ活用していただきたいです。
本記事が、あなたの役に立てたことを祈っています。
それでは!